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沖縄で琉球大学公開講座・市民公開講座「熱中症フォーラム2014」開催



2014年6月21日(土)、沖縄県市町村自治会館において、琉球大学公開講座・市民公開講座「熱中症フォーラム2014」が開催されました。

同フォーラムは、2012年に、本土からも多数参加する「おきなわマラソン」での熱中症対策、救護体制の検討を進めるためにはじまったもの。初年度は医療従事者向けに開かれましたが、第2回から一般の参加も可能となり、3回目の今年は、参加者57名中33名が一般からの参加。他県からの参加が多い沖縄のスポーツイベントの主催や運営、指導に携わる方々の、熱中症や脱水症への注意意識の高まりが伝わる催しに育っています。

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この日は、まず日本赤十字社京都第一赤十字病院外科医長の下村克己先生が、「熱中症とORS〜OS-1を用いた臨床研究から」と題し講演。熱中症や脱水症の病態や梅雨の時期や初夏での熱中症多発の理由を説明するほか、病院の待ち時間や災害時でのORS(経口補水液)の活用についてなど、参加者にとって実践的な解説もされていました。

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もうひとりの講師、芝浦工業大学の浜野学教授は、「暑熱環境下での運動と水分補給の注意点」について講演。学校管理下で高校1年生男子に死亡事故が多い熱中症の実態をもとに、この世代の急激な運動の本格化とカラダの対応の関係など、その原因を解説。コンディショニング管理のために、教育現場での熱中症予防へのアイスタオルの利用や、対処としての経口補水液OS-1などの積極的な活用法を理解していくことの大切さについて語られました。

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参加者は、各先生がたの2時間以上にわたる講演に熱心に耳を傾け、配られた経口補水液について、その活用法をメモする姿もありました。質疑応答の時間では、参加した教育関係者から、運動前・運動中・運動後でのそれぞれの水分補給の仕方の質問があるなど、時間一杯まで具体的で実践的な質問が飛び交う、熱気のあるフォーラムとなっていました。

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