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北海道旭岳において、教えて!「かくれ脱水」委員会の大城和恵委員が、登山時の脱水啓発活動を実施



2014年で3回目となるこの活動は、毎年、多くの山岳遭難があり、昨年度も60件の山岳遭難が起こった北海道で、頻度の高い転倒や、熱中症など夏に起こりやすい病気につながる脱水の予防と対策について、登山者に直接お伝えして注意喚起をしていくもの。わが国初の国際山岳医である大城和恵委員を中心に委員会が協力し、北海道警察山岳遭難救助隊員とともにおこなっています。

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この年も、早朝から旭岳登山のロープウエイ姿見駅前で、恒例となった経口補水液の配布を実施。次々と登山に向かう方々に、大城委員と北海道警察山岳遭難救助隊員の方々が「脱水対策のために、どうぞ」と呼びかけました。

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人気の山である旭岳の登山客は、年配のご夫婦、中高年と思われる愛好家グループ、明るい山ガールのグループ、小学生くらいのお子様連れのご家族、なかには乳幼児と思われるお子様を抱いた若いご夫婦もいらっしゃるなど、ここ数年の登山ブームが、本当に浸透していることを実感させられる多様な方々です。仲間や家族との楽しみを満喫するための脱水予防。「登る前にしっかり飲んでおいた方がいいですよ」という大城委員の呼びかけに、多くの方が反応し、さっそくその場で飲んでいました。

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かくれ脱水JOURNALには、「かくれ脱水の発見法~山は脱水環境です~」があります。ここには大城委員の指導のもと、普段の屋外での余暇にも応用できる、登山時の脱水に関する知識を述べています。「山は、そこにいることで多かれ少なかれ脱水症状を誘発する」という大城委員。脱水しやすい環境であり、周囲にドクターがいない山では、水分や塩分の補給方法に計画性を持ち、経口補水液などの上手な活用が登山時のカラダを守ることにつながります。一読ください。

■かくれ脱水の発見法 ~山は脱水環境です~
http://www.kakuredassui.jp/findout4


大城和恵先生

大城和恵(おおしろ・かずえ)
心臓血管センター北海道大野病院・附属駅前クリニック 医学博士

2010年9月 国際山岳医 UK Diploma in Mountain Medicine(UIAA(国際山岳連盟)/ICAR(国際山岳救助協会)/ISMM(国際登山医学会)認定)日本人初の資格取得。 同年 5月 日本登山医学会認定山岳医研修会実行委員兼講師に就任。 同年12月 心臓血管センター北海道大野病院・附属駅前クリニックにて登山者外来開始。 2011年北海道警察山岳遭難救助アドバイザー医師に就任。
ほかに、 Wilderness Medical Societymember、日本登山医学会評議委員、日本登山医学会認定山岳医判定委員、日本登山医学会First Aid in Mountain Rescue 委員長、日本循環器学会認定内科専門医、日本内科学会認定内科専門医、日本リウマチ学会認定専門、日本心臓リハビリテーション学会認定指導士、日本医師会認定産業医
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