私たちは、深刻な脱水状態を防ぐことで熱中症で搬送される人をゼロにしたい。

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かくれ脱水JOURNAL

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    東京足立区の中学校で十河剛委員が熱中症対策を講演



    2016年5月23日(月)、東京都足立区にある江北中学校で熱中症対策講座が開かれ、教えて!「かくれ脱水」委員会の済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科・十河剛委員が講演をしました。

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    この講座は、全校生徒を対象に毎年開講されているもので、今回は、教えて!「かくれ脱水」委員会へ相談があり、十河委員が協力したもの。

    日本の至るところで30度を超え、今年いちばんの真夏日となったこの日、昼休みを終えた全校生徒、約200人がそれぞれの椅子を持参して体育館に集合。生徒たちに向けて、1時間20分ほどの講座が開かれました。

    熱中症対策を講演する十河剛委員

    熱中症対策を講演する十河剛委員

    十河委員による講演ポイントは、熱中症を起こさないために、

    ・発汗による脱水が熱中症になっていく仕組み。
    ・発汗による脱水をしたときに水分は何を摂るか。
    ・暑さに馴れるまでの運動負荷の抑え方。
    ・脱水に早めに対処するための経口補水液
    ・睡眠の大切さ。

    などを知っておこうというもの。

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    生徒たちは、暑熱馴化による汗の濃度の変化や、身体の脱水の仕組みなど、少し難しく感じるような内容にも熱心に聞き入り、講演後には、テニス部で活動する生徒から代表して「理解したことを役立てて夏の活動をしていきます」とのお礼の言葉も。生徒たちにとっても有意義な時間となったようです。

    生理食塩水、経口補水液、スポーツドリンク、ミネラルウォーターを飲み比べる生徒たち

    生理食塩水、経口補水液、スポーツドリンク、ミネラルウォーターを飲み比べる生徒たち

    今回、声をかけてくださった養護教諭によると、「毎年、運動会の練習が5月半ばから始まるので、今年も本格的な暑さになる前に生徒たちの熱中症への注意意識を高めたかった」とのこと。実際、生徒たちの熱中症への意識は高く、歴代の各クラスの保健給食委員が熱心につくる短冊は、注意喚起をうながす工夫にとんだものばかり。この日の講演は、そうした熱中症・脱水症への理解をより深めることになったようです。

    保健室に備蓄された経口補水液

    保健室に備蓄された経口補水液

    保健室には、今年から数百本の経口補水液が備蓄され、クラブ活動の運動部には、1ケースずつを配布する予定ということ。養護教諭によると「今年は修学旅行にも用意していく予定」とのこと。熱中症を予防すると共に、もし脱水症・初期の熱中症になっても、経口補水液を摂ってはやめに対処する。中学生の生活の中にも、熱中症・脱水症への対処のしかたが浸透してきているようです。

    生徒たちが作成した熱中症予防ポスター

    生徒たちが作成した熱中症予防ポスター

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