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北アルプス登山での脱水予防啓発活動に、教えて!「かくれ脱水委員会」の大城委員が協力



8月26日(金)、27日(土)に、長野県山岳遭難防止対策協会が主催する、「北アルプス登山口(猿倉・横尾)で脱水予防のための啓発活動」が実施され、教えて!「かくれ脱水」委員会の大城和恵委員が協力。日本有数の山岳県であり、かつ日本を代表する山岳医である大城委員の故郷・長野県で、脱水啓発活動が実現しました。

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この啓発活動は、夏山における疲労や発病、転落・滑落などの山岳遭難事故のひとつの誘因と考えられる「脱水」の原因と、その効果的な予防方法を周知・啓発することで山岳遭難防止に役立てようというもの。

1日目は晴天の強い日差しの中、白馬村・猿倉登山口で活動。登山口に立って脱水予防に関するアドバイスをおこなった大城委員は、 「登山者の遭難の発病や疲労の大半に脱水が関わっています。脱水による疲労で動けなくなる方もいますし、男性の中高年者は登山中の心筋梗塞が増加し脱水がその原因の一つになることもあります。女性はトイレを気にして水分を摂らないために熱中症になる方も少なくないんですよ。」と、登山での脱水リスクと、その対策の重要性を説明。朝の早い登山者に対しては「夜、寝ている間に軽い脱水状態になっているので、これを飲んでから登ってくださいね。」と経口補水液OS-1を配布しました。

2日目は小雨の中、松本市・横尾登山口で活動。「雨の日は、気温が高くてもレインウェアを着るため、汗をかき易くなります。さらにレインウェアは防風性が高いため、体の熱を発散しにくく脱水のリスクは高いんです。」と大城委員。啓発活動後に、活動したスタッフで涸沢カールまで現状調査を兼ねて登山をすると、大城委員の言葉通り、皆のレインウェアの中は大量の汗。30分ごとに経口補水液による水分補給と短い休憩をとり、雨の日の脱水対策を実践しました。

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「自分は脱水とは無関係と思っている登山者も多いのですが、今回のサンプリングは水分補給の大切さを体感していただく良い機会だったと思います」と大城委員。 山での脱水リスクと脱水予防の正しい知識を身に付けた上で、安全に登山を楽しんでもらうことも教えて!「かくれ脱水」委員会の願いです。