かくれ脱水JOURNALは熱中症、脱水症対策の最新情報をお届けする情報サイトです

「かくれ脱水」のケア参考文献:『すぐに役立つ経口補水療法ハンドブック』(谷口英喜著/日本医療企画)
『脱水(症)を正しく理解する』(服部尚益治監修/資料)

かくれ脱水
更新日:2017/1/10
View95873

いつもの生活で「かくれ脱水」にならないために

いつもの生活で「かくれ脱水」にならないために

熱中症の予防は脱水症の予防です。 その対策の第一は、脱水症を起こしやすい環境に注意を配ること。 そして毎日の行動の指針となる情報をチェックして 「かくれ脱水」にならないための習慣を身につけることです。

日常生活で気をつけておくことを決めましょう

人間は恒温動物です。「かくれ脱水」にならないためには、体液が不足するのを防ぎ、体温を一定に保たなくてはいけません。
カラダは栄養素や老廃物の代謝でいつも熱を発生させています。カラダの体温調節機能は、この熱を体外へ放熱して体温を保とうとする仕組み(ホメオスタシス)です。
子どもはこの体温調節機能が未発達であり、高齢者は機能が低下しています。たとえば、高温で多湿、無風な環境、分かりやすくいえばエアコンの効かない夏のマンションなどの屋内にいれば、汗の蒸発による体温調整ができにくいために「かくれ脱水」から一挙に熱中症に発展することにもなるのです。子どもや高齢者には涼しい服装や水分補給などに周囲が十分に注意をしてあげることが重要です。
普通のオトナでも、日頃運動をしない人や、厚着が習慣になっている人、肥り気味の人、ストレスの多い人なども、カラダの体温調整機能が衰え、普段の生活で「かくれ脱水」になっている場合が多く、ほっておくと脱水症や熱中症へと症状が進みやすい人たちです。
暑い日には、屋内にいても、カラダを冷やすものを食べたり(伝導)、涼しい場所を選び(放熱)、汗をかくこと(蒸発)、エアコンのドライ機能に加えて扇風機などで室内の対流をうながすことなどを心がけましょう。

普段から気をつけよう。熱中症予防の防止策

「かくれ脱水」時代の行動指針・「暑さ指数」をチェック

「暑さ指数」は、環境省が発表する熱中症予防情報の暑さ指数(WBGT)を参考にしたものです。身を守る行動の指針としてチェックし役立てることをお勧めしています。
WBGT(湿球黒球温度)は、熱中症の発生に影響を与える、気温・湿度・輻射熱(赤外線などを吸収した物体から発生する熱)などの影響を取り入れた指標で、ISO7243などの国際基準として、暑い環境でのヒトの熱ストレスの評価に使用されています。
「かくれ脱水」から身を守るには、気温だけではなく、《気温+湿度+熱》で、その日の水分補給や行動を微調整することが必要です。
少し面倒だと思わずに、新しい夏の習慣にしていきましょう。

「暑さ指数(WBGT)」から見る、「かくれ脱水」予防のために
普段の生活のとき、ここを覚えておきましょう

熱中症の厳重警戒は指数が28℃からですが、指数が25℃を超える場合は、すでに「かくれ脱水」になりやすい環境にいるということです。高齢者は、頑張って庭仕事などをしたりせず、こまめな休息や水分補給を、いつもより心がけてください。

「暑さ指数」と生活活動に関する目安

環境省

アクティブな夏のために、ここを覚えておきましょう

夏の運動時は、こまめな休息と積極的な水分補給が大切です。屋内スポーツをおこなう場合も、多湿な環境を避け、できるだけ指数をチェックして活動することをおすすめします。

「暑さ指数」と運動に関する目安

「いつもの生活で「かくれ脱水」にならないために」の記事は役に立ちましたか?

みんなの投票を見る

Loading ... Loading ...