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「かくれ脱水」のケア参考文献:『すぐに役立つ経口補水療法ハンドブック』(谷口英喜著/日本医療企画)
『脱水(症)を正しく理解する』(服部尚益治監修/資料)

かくれ脱水
更新日:2016/4/1
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経口補水液を上手に使って脱水対策を!

経口補水液を上手に使って脱水対策を!

正しい知識をもって経口補水液をうまく利用することで「かくれ脱水」のケアができます。いつも家庭にストックしておき、「かくれ脱水」の兆候が現れたら、少しずつ飲んで症状が改善するか試しましょう。

経口補水液を飲み始めるときの心得です。

経口補水液は医師の指導のもとで飲むことが基本です、ドラッグストアでの市販もおこなわれています。その際は症状にあわせて薬剤師の説明を聞いて飲みはじめてください。
高齢者で体重50kgの人が1~2%の体重の減少をみた場合で、1日に経口補水液をゆっくり500ml摂取するというのが目安です。脱水の症状に併せて適宜増減して摂取しましょう。
基本的にはゆっくり飲むこと。軽い脱水症状を生じている場合は、美味しく感じるものですから、薄めたり飲みやすいようにジュースなどと混ぜたりしないで摂取してください。


上手に経口補水液を摂取しよう

高齢者では、周囲が気づかないうちに脱水症状になる人がとても多いようです。高齢者の介護施設の統計では入所者の約30%が潜在的脱水つまり「かくれ脱水」状態だとの報告もあります。
家庭に高齢者がいる方は、高齢者が脱水を起こしやすいカラダであることをよく理解し、夏場に限らず「かくれ脱水」のサインを見逃さないようにしましょう。そしてサインを見つけたら、持病のある方を除いて、ただちに経口補水液を飲むように勧めてください。そうしたサインの現れた高齢者は、経口補水液を美味しく飲まれると思いますが、咳き込むようなときは、市販のゼリータイプを試してみるといいようです。
一般のオトナの場合も、自分でカラダの異変を感じたら経口補水液を摂取することを勧めます。場所と時を選ばず、微熱や軽い頭痛があったり、乾燥を感じたり、眠気がとれないなど、ちょっとした気づきがあるときに経口補水液を摂取することで「かくれ脱水」の進行を予防することができます。

高齢者はなるべく早めの経口補水液

いつもに比べて、下記のようなサインを2つ以上認めたら経口補水液を試してみましょう。

[家族や介護者からの情報]

  • なんとなく元気がない、言葉数が少ない
  • 落ち着きがない
  • 食欲がない
  • 眠りがち

[介護者や診療録からの情報]

  • 微熱(37℃)が1日以上続く
  • おしっこの回数が減った、色が濃い
  • 便が硬い、ころころしている、便秘
  • 血圧が低い
  • 脈が速い

[見て触って得る情報]

  • 舌の赤みが強い、舌に亀裂、白いまく、乾きを認める
  • ワキの下が乾いている
  • 手足が冷たい

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