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かくれ脱水JOURNAL

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    小中学生が学校で脱水にならないための対策とは?

    実は、小中学生は、脱水になりやすい生活環境の中にいます。また、脱水ケアという視点で見ると、学校という特殊な環境が、 さまざまな問題をはらんでいます。 「小中学校の子供達は脱水になりやすい」という意識をしっかり持って、 十分な対策がとても必要な時代です。

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    小中学生が学校で脱水にならないための対策とは?

    小中学生の活動する力と環境が、脱水になりやすい要素を生んでいます。

    熱中症を防ぐための対策の第一は、脱水症を起こしやすい環境に注意を配ること。そして毎日の行動の指針となる情報をチェックして、日常生活で脱水をケアする習慣を身につけておくことです。熱中症は①体液の不足で起こる障害、②体温上昇で起こる障害の総称です。高温の環境で運動や労働を行うと体温が上がり、体温を下げるために発汗が起こります。汗は蒸発するときに気化熱を奪い、“打ち水効果”で体温を下げる働きがあるのです。しかし、発汗で体液が失われ適切に補給しないと、カラダでの栄養素、酸素、老廃物の出し入れが滞り、さまざまな障害が起こります。これが脱水症。熱中症は、人間が本来持つ体温調節機構が働かなくなって、さまざまなカラダの臓器に障害が現れる状態。子どもはこの体温調節機構が未発達であり、高齢者はその機能が低下しているために、脱水になりやすいとされています。

    小学生低学年の学童は、大人に比べるとまだ調節機能の余裕が完全ではありません。また、小学校高学年や中学生は、ほぼ大人に近い機能を持ちますが、学校の行き帰り、はじめてのクラブ活動、野外活動など、人生においてもっとも運動量が激しく増える時期を生きています。まだカラダが体温を調節することに十分に慣れていない状態でのアクティビティの増加ですから、脱水へのリスクは大きいと考えるべきです。

    地球温暖化やヒートアイランド現象、あるいは近年の節電リスクなどに加え、校庭のコンクリート化や校内の緑の減少など、生活環境の激変によっても、小中学生の脱水へのリスクは大きくなり続けています。ところが、学校がそれにつれて、脱水への対策をさまざまとっているかというと、十分ではないのが現状です。つまり、小中学生の生活環境には、脱水になりやすい条件が揃っているのです。

    小中学生は、予想以上に水分不足。意識して補水しましょう。

    更新日:2013/06/07

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