私たちは、深刻な脱水状態を防ぐことで熱中症で搬送される人をゼロにしたい。

STOP 熱中症

かくれ脱水JOURNAL

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    注意!職場の熱中症。 運送業で働く人は、熱中症への危険がいっぱい。

    大量の汗を流しながら作業を行う労働の現場には、熱中症のリスクがあふれています。今回は、そうした作業現場の中でも、運送業の現場に注目。屋外と室内を行き来し、個人で作業管理をせざるをえないことが多い運送業にも、さまざまな熱中症・脱水症へのリスクがあります。

    教えて!「かくれ脱水」委員会では、産業医でもある山田琢之委員に、Q&A形式で、運送業における熱中症・脱水症の危険とその対処についてお聞きし、考えてみました。今、運送業に従事する方々に読んで欲しい情報となっています。 監修:愛知医科大学客員教授 なごや労働衛生コンサルタント事務所長 エスエル医療グループ栄内科院長  山田琢之
    本コラムは、2016年掲載のものです。

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    運送業の方々が、夏の安全を得るためのQ&A

    Q1:今年、厚労省から発表された「熱中症による死傷者数の業種別状況」を見る と、運送業に携わる方の死傷者数が、建設業、製造業に次いで、非常に多い ことがわかります。どうしてでしょう?

    A1. 運送業は、熱中症・脱水症へのリスクに対する理解が行き届いていないのかもしれない。

    運送業の場合は、熱中症による死者の数は、屋外作業が多い農業や警備業に比べると少ないのですが、熱中症が発症し、医療機関へ救急搬送される方が非常に多いことが特徴です。また、発表されたデータをよくみていくと、熱中症による炎天下の作業を強いられることの多い建設業や、熱暑の環境下での作業が続く製造業に従事する方達の、熱中症による死傷者数が減少傾向にあるのに比較し、運送業では近年になっても増加傾向にあるようです。
    これは、熱中症に関する予防や対処についての情報理解が、建設業・製造業に比べ、運送業では、作業現場が移動し一人での作業が多いために、管理者が常に作業現場を見ることができず、職業が持つ熱中症・脱水症へのリスクへの理解不足や、熱中症に至る脱水症の予防や対処についての情報不足が浸透しにくいことが考えられます。

    Q2. 建設業や製造業は、熱中症・脱水症対策が浸透してきていると聞きます。どのような対策
    とその予防をしているのでしょうか?

    更新日:2015/07/31

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