私たちは、深刻な脱水状態を防ぐことで熱中症で搬送される人をゼロにしたい。

STOP 熱中症

かくれ脱水JOURNAL

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    日本の夏、働く環境は、もはや熱中症になりやすい環境!?

    地球温暖化による気温の上昇や、周辺よりも気温が上がる都市部の ヒートアイランド現象。それを避けるため、密閉された職場環境での エアコンへのカラダの慣れ。また、近頃の節電意識の高まりは、 体温の上昇から、体温を下げるための発汗を促します。 近年では、定年後に警備や道路交通などの職に就く高齢者の方も 多くなってきました。これらすべてが脱水リスクを上げています。 わたしたちは、「かくれ脱水」環境で日々を過ごし、 熱中症への危険の中で働いているのかもしれません。

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    万一の危険を避けるために。熱中症についての分類と、その対策を知っておきましょう

    熱中症は「どのくらい症状が重たいか」という重症度により、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3つに分類されます。従来は、熱けいれん、熱疲労、熱射病、熱失神の4つに分類されていましたが、重症度と相関していない部分があったため、重症度に応じた治療が行いやすいように分類が改められたのです。

    [熱中症の新分類]

    Ⅰ度 めまいやたちくらみを自覚する/筋肉痛やこむら返り(脚がつる)がある/拭いても拭いても汗がどんどん出てくる
    Ⅱ度 頭痛、悪心(吐き気)、嘔吐を認める/つかれやだるさといった全身倦怠感を自覚する
    Ⅲ度 意識障害を認める/けいれんが起こる/体温が高くなる

    熱中症には、新分類に即した速やかな対処が求められます

    熱中症のおよそ60%はⅠ度。脱水が進んでいますが、体温調節機構が破綻して体温が上昇するのはⅡ度以降。Ⅱ度以降は症状が重篤なので、体温が上がらないⅠ度の段階で対処することが大切です。しかもⅠ度からⅡ度、Ⅲ度にあっという間に進行する恐れもありますから、十分な注意が求められます。

    [新分類に対応した対処法]

    Ⅰ度 涼しい、風通しの良い場所に移す/安静にしてカラダを冷やす/水分、塩分、糖分を補給する
    Ⅱ度 Ⅰ度の対応を持続する/誰かが必ずそばで見守り、症状が改善しなければ病院へ移す/Ⅲ度に悪化した場合も病院へ移す
    Ⅲ度 Ⅲ度 Ⅰ度、Ⅱ度の対応を継続する/すぐに救急車を呼び、病院へ移す

    職場で熱中症にならないために、脱水症をいち早く予防しましょう

    熱中症の予防の基本は脱水症の予防。そのためには外的な予防と内的な予防があります。外的な予防は、脱水症を起こしやすい環境の改善。内的な予防は脱水症に対する防衛体力を養うことです。

    [外的な予防]

    • 暑さを避ける服装になる
    • 風通しを良くする
    • 無理な節電をしない
    • 気温、湿度を下げる
    • 「暑さ指数」を用いた指針を守る

    [内的な予防]

    • 無理なダイエットなどで食事や飲み物を制限しない
    • 十分な水分と電解質を補給する
    • 睡眠をしっかり取って休息する
    • 適度な運動で筋力を保ち、汗がかける体質になる*

    *発汗を伴うような運動では水分と電解質の補給を欠かさないようにしてください。

    熱中症予防のために、働く現場で、「暑さ指数」を覚えておきましょう。

    更新日:2013/07/20

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