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ジンワリ乾燥にも注意しよう!

更新日:2017/4/7
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知っておくと安心。「冬のジンワリ脱水」が起こる理由①外的環境

知っておくと安心。「冬のジンワリ脱水」が起こる理由①外的環境

冬にジンワリ乾燥から、脱水が起こる第一の理由は、 カラダの周囲の環境(外的環境)の変化。 そのもっとも大きな要因は冬の気候(低湿度=乾燥)です。 湿度が下がると知らない間に失われる水分が増えてきます。 屋外よりも室内の方が湿度は下がりやすいから要注意です。

湿度が下がるとカラダから水分が失われます

日本の冬は乾燥しています。とくに降雪量が少ない太平洋側では乾燥した気候が続きます。カラダにとって快適な湿度は50~60%ですが、冬場の湿度は50%以下になることが少なくありません。
外気が乾燥すると、知らない間にカラダから水分が失われやすくなります。それは不感蒸泄が増えるからです。
不感蒸泄とは、皮膚、粘膜、呼気などから意識しないうちに失っている水分のこと。皮膚や粘膜から失われるのが全体の約80%、呼気から失われるのが残りの約20%だと言われています。気候が乾燥すると、皮膚、粘膜、呼気のいずれからも失われる水分が増えます。

冬の室内では水分はさらに失われやすくなります

冬の室内は屋外よりも10~20%も湿度が低下する傾向があります。したがって屋外よりも乾燥している室内の方が不感蒸泄は増えます。
室内で湿度が低下する要因は二つあります。
一つは暖房器具(コタツ、ストーブ、エアコン)の使用です。昔はコタツのなかに洗濯物を入れて乾かす習慣がありましたが、これはコタツのなかの方が湿度が低くて洗濯物が乾きやすいからです。暖房器具を使うと多かれ少なかれ、屋内の湿度は低下して不感蒸泄が増えます。
もう一つは住宅の気密性が向上したこと。気密性が上がると空気の出入りが少なくなり、外気の取り込みなどで加湿するチャンスが減ります。また、気密性が高い住まいで暖房器具を使うと、外気との温度差が広がり、結露が生じやすくなります。結露を嫌い、加湿器の使用を控えると余計に湿度は下がり、不感蒸泄はますます増えてきます。

室内で乾燥が起こりやすい住環境があります

昔の日本の住まいと比べると、最新のマンションは気密性が高く、エアコンなどの暖房器具を完備しているため非常に乾燥しやすい傾向にあります。
加えて次の二つの条件が加わると、最新のマンションでは、冬のジンワリ乾燥からの脱水が起こりやすくなります。
一つは広々としたリビング・ダイニングを備えていること。かつての日本の住まいは壁やふすまなどで細かく仕切られていました。壁やふすまなどの建具は水分を適度に出し入れし、湿度をコントロールする役割があります。広々としたリビング・ダイニングは壁や建具が占める面積が相対的に少なくなるため、乾燥しやすいのです。
もう一つは畳敷きの部屋の減少。昔ながらの天然のイグサで作られた畳は適度に水分を出し入れしており、壁や建具以上に湿度をコントロールする働きがあります。人工的な畳やフローリングには、天然のイグサのような機能はなく、屋外よりも乾燥しやすい要因となります。

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