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教えて!「かくれ脱水」委員会が冬脱水セミナーを開催



教えて!「かくれ脱水」委員会が、メディア各社向けに、冬の脱水について理解を深めていただくためのセミナーを開催しました。

12月2日(月)、東京大手町のサンケイプラザにおいて、教えて!「かくれ脱水」委員会主催による「冬脱水セミナー」を開催しました。冬に流行するウイルス性の胃腸炎による下痢やおう吐、風邪やインフルエンザ感染などの発熱による多量の発汗などが脱水につながること。その冬脱水の危険性と、経口補水液を中心とした対処法を理解し、多くの方に知らせ、伝えて欲しいという主旨のセミナーで、主にメディア関係者の方々にご参加いただきました。

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セミナーでは、教えて!「かくれ脱水」委員会から、十河剛委員と秋山正子委員が参加。十河委員は「子どもの下痢・おう吐の対処法」について、秋山委員は「冬の感染症 介護の現場で注意すべきことと脱水への対処」と題した講演をおこないました。

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十河委員は講演の中で、とくにノロウイルスなどの感染性胃腸炎による激しい下痢・おう吐は、深刻な脱水状態をひきおこすことがあることを伝え、発症した場合は、失った体液(水分と塩分などの電解質)を正しく補水することが大切であり、そのための経口補水液の活用について、細やかに実例をあげながら説明。秋山委員も、高齢者のかくれ脱水・冬脱水がいかに多く、その対策が重要であることについてさまざまな資料をもとに紹介。高齢者の冬の脱水が、さまざまな他の症状の要因となっていることなどにも警鐘を鳴らし、冬脱水を予防するための心構えや対処法などを丁寧に説明しました。

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セミナーの参加者は、用意された資料にも熱心に目を通しつつ、二人の講演に熱心に耳を傾け、メモを取る姿が目立ちました。
今年も、11月末からは、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎が、全国各地で流行の兆しをみせています。また、いよいよインフルエンザ感染の話題も出はじめています。社会の関心が高まる中で催された「冬脱水セミナー」。この内容が、ご参加いただいた多くのメディア関係の方々を通じてひろまっていくことを期待したいと思います。


十河剛(そごう・つよし)先生

十河剛(そごう・つよし)

済生会横浜市東部病院 小児肝臓消化器科 副部長 医学博士

1970年 東京生まれ。1995年 防衛医科大学校医学科卒。躰道六段教士。合気道二段剣道二段。日本小児科学会認定小児科専門医。日本肝臓学会認定肝臓専門医。日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医。自宅敷地内に道場建設し、Sogo Budo Academy International設立。現在、子供達や学生達への指導を続けている。


秋山正子(あきやま・まさこ)

株式会社 ケアーズ 代表取締役
白十字訪問看護ステーション 統括所長 「暮らしの保健室」室長

東京都新宿区を中心に訪問看護、居宅介護支援、訪問介護事業を展開。2011年7月65歳以上が46%を占める新宿区内の「戸山ハイツ(約5800人在住)」の空き店舗に開設した「暮らしの保健室」では「学校の保健室のように、気軽に立ち寄れる空間」で“相談する主体性”を見守り、寄り添う活動を続けている。「NPO法人白十字在宅ボランティアの会」理事長、「30年後の医療の姿を考える会」会長、厚生労働省「チーム医療の推進に関する検討会」委員、新宿区介護サービス事業者協議会副会長、地域看護業務連絡会委員ほか。著書に、『在宅ケアの不思議な力』(医学書院)、『在宅ケアのつながる力』(医学書院)、『家で死ぬこと、考えたことありますか?』(保健同人社)ほか