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教えて!「かくれ脱水」委員会の谷口英喜副委員長が、熱中症や脱水症の正しい知識と対応法をまとめた本を出版



教えて!「かくれ脱水」委員会の谷口英喜副委員長が、熱中症や脱水症の正しい知識と対応法をまとめた本を出版しました。

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もちろん難しい医学書ではなく、最先端の科学的な根拠(エビデンス)にもとづいた、一般の方向けの実用書として、わかりやすく書かれた本。書名の『「脱水症」と「経口補水液」のすべてがわかる本』(日本医療企画刊)の通り、脱水症に関わる体液などの知識や、脱水症の発見法、その対処法としての経口補水液に関する知識と使用方法などが、各ページにイラストを多用して、本当に詳しく紹介されています。巻末には、谷口副委員長が研究しその成果として本年発表した脱水の早期発見に役立つ「かくれ脱水」チェックシートも掲載。この一冊があれば、夏から秋にかけての脱水症や熱中症、冬から春にかけてのウイルス性胃腸炎による冬脱水まで、その疾患の知識や対処法を知ったうえで、どう予防していくかまで身に付くようになっています。

谷口副委員長は、今回の出版に対して、かくれ脱水ジャーナルへコメントを寄せてくれました。

「私たちが直面する健康被害のほとんど(熱中症、感染症、脳梗塞など)には脱水症が関与しています。しかしながら、多くの方々は、脱水症の存在を身近には感じていません。脱水症が身近な存在で、誰にでも起こりうること。しかし、きちんとした知識を持っていれば脱水症を予防できる、たとえ脱水症になっても対処できること。そして、脱水症の予防や治療には経口補水液が最も効果的であること。この3点をひろく一般の方々にお伝えして実践してもらいたいために本書を出版しました」。

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実際、3章での構成となっているこの本は、第1章が脱水症のすべて、第2章が経口補水液のすべてとなって必要な知識を整理していますが、第3章がすべて脱水症や経口補水液に関するQ&Aに割かれています。いままであまり語られてこなかった脱水や経口補水液への疑問、食生活上の質問なども詳細に紹介し実践への解説を加えています。掲載された情報を実際に役立ててほしいという著者の思いが、こうした構成になっているのでしょう。

脱水症は熱中症などの重大な疾患へつながる病気です。しかし、予防できる病気であり、もし脱水症になっても進行を止めることができる病気です。本書は、脱水症・経口補水液の解説がされている数少ない書籍であり、その内容の豊富さに比較して100ページ程度の携帯できる本です。ことあるごとに開いて確認する本として、一家に一冊、家族の誰もが手に取りやすい場所に置かれていていい本です。

問い合わせ先 ㈱日本医療企画 TEL:03-3256-7495
http://www.jmp.co.jp/shop/products/list.php?category_id=26

新刊 イラストでやさしく解説!「脱水症」と「経口補水液」のすべてがわかる本は、こちらからご購入できます。


谷口英喜先生

谷口英喜(たにぐち・ひでき)
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授 医学博士
神奈川県立がんセンター麻酔科非常勤医師

専門は麻酔・集中治療、経口補水療法、体液管理、臨床栄養、周術期体液・栄養管理など。日本麻酔学会指導医、日本集中治療医学会専門医、日本救急医学会専門医、TNT-Dメディカルアドバイザー。1991年、福島県立医科大学医学部卒業。学位論文は「経口補水療法を応用した術前体液管理に関する研究」。
著書『熱中症・脱水症に役立つ 経口補水療法ハンドブック 改訂版』『イラストでやさしく解説!「脱水症」と「経口補水液」のすべてがわかる本』

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