12月12日(金)、東京都千代田区の有楽町朝日ホールにおいて、「地域で認知症と生きる 都市型地域包括ケアの展望」と題されたシンポジウムが開かれました。
これは、社会福祉法浴風会が主催し、全国区知事会、全国市長会、東京都その他が後援する大規模なもので、500人程度を収容する観客席は介護関係者でほぼ満員。この日は、教えて!「かくれ脱水」委員会の委員でもある、たかせクリニック・髙瀬義昌理事長もパネリストとして参加し、在宅医療の立場から認知症高齢者とその家族の生活を支えるための知識や知恵について話しました。
とくに、髙瀬委員の、認知症の初期段階での発症のサインや、日中の水分ケアが夜中の1時〜4時の大声やぐずつきを抑えることなど、家族のQOLを下げないために、介護の方が知っておくべきことには会場の興味が集中。
シンポジウムのラストには髙瀬委員の家庭での介護現場の事情を知る医療的な助言求めて、多数の質問が寄せられていました。