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熱中症を疑うときは経口補水液を!厚生労働省の新しい熱中症予防・対処の指針に、教えて!「かくれ脱水」委員会・服部委員長がコメントを発表



厚生労働省の新しい熱中症予防・対処の指針に、教えて!「かくれ脱水」委員会の服部益治委員長がコメントを発表しました。

この夏を前に、厚生労働省から各地方自治体などへ向けて、熱中症予防の普及啓発や注意喚起を促す「熱中症予防のために」と題された周知連絡が出されました。その中では、熱中症に対処するための水分摂取に関して、経口補水液のみの推奨に変わっています。

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また、その前に発表された、日本救急医学会の「熱中症ガイドライン2015」においては、熱中症の予防・治療に「何を飲めばよいか。」という問いに対して、「塩分と水分の両者を適切に含むもの(0.1~0.2% の食塩水)を推奨し、現実的には市販の経口補水液が望ましい。」という答えと、その解説も明記されています。熱中症予防や対処には、経口補水液による水分摂取を覚えておく。このことが、あらためて明確に周知徹底されているのです。

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教えて!「かくれ脱水」委員会は、この変更に注目し、服部益治委員長から、熱中症・脱水症出の搬送者をゼロにしていくために、あらためて意識しておきたい事を発信します。夏を乗り切るために覚えておきたい言葉です。

服部益治

熱中症には脱塩水症(脱水症)が潜んでいる

教えて!「かくれ脱水」委員会 委員長
兵庫医科大学小児科学教授 服部 益治

「高温&多湿→体温上昇→発汗→脱塩水症(脱水症)→熱中症」の悪い流れを早目に止める。これが梅雨そして夏を乗り切るコツです。
室内なら扇風機・クーラー、屋外なら風が通る木陰です。しかし、この季節は一日中見えない汗を含め発汗量が増えています。脱水症とはいいますが、失った汗は水だけでは補ったことにはなりません。汗の主成分の塩分を意識した液体、経口補水液をこまめに補いましょう。

厚生労働省『熱中症予防のために』のダウンロードはこちら
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/nettyuu_leaflet26.pdf