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A: これらの症状は、軽い脱水症の症状ですね。足がつる症状は夏場だと脱水からくる熱中症Ⅰ度に分類にされています。
もともと人のカラダは朝方は軽い脱水状態。前日の夕食から10時間以上絶食しているわけですし、寝ている間に呼気や発汗によって500ml程度の水分が失われています。夜間に起こる脱水リスク対策として、昔の人は「宝水」と言って、枕元に水差しを用意していました。
夏だけでなく、冬でも高齢者では、食事などで摂る水分が少なくなったり、寒い夜間にトイレに起きたくないために寝る前の水分摂取を控える人もいて、一年中朝は脱水リスクがある人がます。
重要なのは、寝る前の脱水対策。水分とともに電解質を摂ることで、足がつることを防ぐことができます。ご質問のような症状のある方は、経口補水液を摂って脱水状態を改善すること。水分と電解質をバランスよく含み、体液と近い成分は「保水力」も優れていますから、眠る前に飲んでも尿意で目覚めることが軽減されますよ。
更新日:2021/11/26