特別対談:熊本地震における救助支援からみる 知っておきたい緊急時の脱水・その予防と対策

かくれ脱水ジャーナルは、熱中症などの病気につながる脱水に関する様々な問題を知り、それを分かりやすく解説して、一人でも多くの人の脱水リスクを軽減していくことを目的に編集しています。
今回は、甚大な被害となった熊本地震において、自身の実家も益城町で全壊という被害にあった、教えて!「かくれ脱水」委員会 靍 知光委員と、熊本地域の中核医療施設のひとつ済生会熊本病院で、救急医療現場の最前線に立たれた西徹副院長との対談を企画。西先生が直接ご体験された震災時の医療現場の事柄や、緊急時の医療現場や日常とは異なる状況での脱水リスクについて、語り合っていただきました。実は、お二人は県立熊本高校の同級生。靍委員も、地震発生当初から西先生と連絡をとりあい、さまざまな助力をしてきたそうです。その意味でも忌憚のない対談になっています。
いま、日本の各地で多くの災害が起こり、これからの個々人の危機管理の必要性がいわれています。この対談は、多くの人にとっていざというときの参考になる示唆にとんだ内容です。いまだけでなく、これからのための保存版となる対談をぜひご一読ください。
監修:教えて!「かくれ脱水」委員会 委員 雪の聖母会聖マリア病院 臨床・教育・研究本部長 靍 知光
お相手:社会福祉法人 済生会熊本病院副院長 脳卒中センター 脳神経外科部長
教育・研究部長 熊本大学・徳島大学臨床教授 西 徹
(2016年取材当時)