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K:仙台市さんの「幼児健診のこころのケア」というアンケートを基に熊本市でも同じように実施しています。幼児健診の場面でお母さんの思いやお子さんのご様子はしっかり保健師がお話を聞きます。アドバイスできる部分はしていく。でも、さらりと流すところは流す。人には自然治癒力があるから、最初はすごく不安が高いお子さんでもだんだん収まってくること、また、つらい体験を無理に掘り起こすことはよくないことも教えていただきました。仙台市さんがずっと取っていらっしゃるデータを見ると、確かに1歳半とかまでは記憶がまだ定かじゃないから、不安がすーっと下がっていく。逆に記憶が鮮明な親の不安が伝播するので、親御さんが不安がらないようにするようなサポートをしていかれたらいいですよと。その話で、みんなちょっと安心したところなんです。
K:その通りです。それで想定外の体験を臨機応変に対応できていくと思います。今回、いっぱい失敗したこともあるので今後に活かしていかないと。今回、うちで経験した若手の保健師たちが、今度何かあったときは、第一線で支援に行くと思っています。
更新日:2019/07/05