子供は脱水弱者。脱水のサインを素早く見つけて対策をとることが重要


子どもは脱水症を起こしやすい熱中症弱者です。 周囲は脱水のサインをよく観察して、早め早めのケアを。 普段から水だけでなく電解質の補給も意識しましょう。
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子どもは脱水症を起こしやすい熱中症弱者です。 周囲は脱水のサインをよく観察して、早め早めのケアを。 普段から水だけでなく電解質の補給も意識しましょう。
子どもは体温調節機能が未発達であり、新生児では80%もある体液も、失いやすい細胞外液に多く存在する脱水しやすいカラダです。またエネルギー代謝が活発なためにたくさんの水分を必要とします。ヒートアイランドなどの最近の環境の変化や、節電によるエアコンの調整などの影響を受けやすく、現在は子どもには非常に生きにくい世の中だと考えられています。
子どもの「かくれ脱水」は、飲食の量がいつもに比べて低下し落ち(少し熱はあっても食欲があるのは大丈夫)たり、いつもより笑わない、機嫌が悪いなどの状態を感じたら、まず疑って経口補水液を与えてみてください。
スプーンで少しずつ。いやがっても、お母さんが飲んでみせると飲みますし、いつもより辛いときは自分から素直に飲むことも多いようです。
いつもに比べて、以下のようなサインを2つ以上認めたら疑いましょう
*子どもの体調変化は急激に進みます。もちろん不安な場合は、すぐに小児科へ相談してください。
更新日:2012/06/24