高齢者の熱中症対策は 早めの脱水対処と部屋の遮熱処理

加齢とともに体液が減少し、水分や塩分の摂取に重要な食事量も低下しがちな高齢者は、発汗による体温調節機構が十分機能せず、脱水症を起こしやすくなっています。日常生活の中で、自分や家族でできる幾つかのことを実践しましょう。
早めの脱水への対処と、高齢者が脱水症を起こしやすい環境をできるだけ改善すること。それだけで、熱中症を予防するだけでなく、大きなケガを未然に防いだり、寝たきりの要介護状態になることを防いだりすることにもつながります。
いつまでも元気でいるために。できることを、いま。
監修:株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション 暮らしの保健室室長
認定NPO マギーズ東京 センター長 秋山正子