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Point 1:レース前にやっておきたいこと

富和先生から完走するための脱水対策ポイント

  • 当日の朝食はしっかり摂る
  • ウォームアップ時の発汗にも注意

これを読んでおくと、自分に置き換えられる? 体験者レポート・その1

当日の朝食はしっかり摂り、ウォームアップ時の発汗にも注意

西沢選手の朝食 この他にシリアルとコーヒーを摂取

ジャーナル(以下:J)これから富和先生からの脱水対策チェックポイントを確認しつつ三人で話していきたいと思います。よろしくお願いします。 まず、レース前には,どのような事に注意されていますか?

小渡(以下:小)レース前から暑さに慣れる工夫をしています。また、当日の朝食から水分や電解質をしっかり摂っておく。朝食は、140kmのスタートは6時50分だったので、睡眠を優先して5時半に朝ごはんを食べました。あと、前日のお風呂あがりや就寝前に少しずつ経口補水液を飲んで、ウォーターローディングもしました。

西澤(以下:西)僕も朝食はしっかり摂ります。

J)本番前のウォームアップはどうでしょうか?

)私は、レース前半が平坦なコースで、全体のペースもゆっくりなので、その区間でウォーミングアップを行ないました。天候も雨、発汗を感じることはありませんでしたが、その間も水分補給は一定の間隔で行っていました。

ボトルに満載された経口補水液

西)いつも後輪固定式のローラー台でウォーミングアップをするので発汗します。その際は、自転車のボトルには電解質が入ったドリンクを用意し、こまめに補給しています。

Dr.富和アドバイス①

当日の朝ごはんやウォーターローディングで、脱水に備えよう。

まず、朝ごはんはしっかり食べること。ご飯にも水分が含まれていますからね。塩分摂取には梅干しを食べるのも良いでしょう。レース前の試走やローラー台(自転車を機械に固定してペダリングする)などでウォーミングアップする際に、高回転でペダルを回し体に負荷をかける人がいます。実際に走行している時は、前方から風が吹くので涼しいですが、ローラー台でウォームアップしている時は、体温が急激に上昇するので発汗量は多い。脱水に注意するべきです。

また、体に水分を蓄えること(ウォーターローディング)も大事です。走りだすと一気にペースが上がってしまうので、給水のタイミングを逃しがちになる。レースの前のウォーミングアップ時から塩分などの電解質を含んだ経口補水液による水分摂取で脱水にそなえることも大事です。

Point 2:レース中にやっておきたいこと

更新日:2019/07/05

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