熱中症と脱水症状に専門家が発信する正しい情報を!隠れ脱水JOURNAL

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室内トレーニングに潜む問題とは?

日向さん、室内のトレーニングでは他にどのようなことをされていますか?

日向 普段は家の中でローラー台トレーニングをメインでやっています。側に1Lぐらいの飲み物を置いたり、スポーツドリンクや経口補水液を何個か用意していつでも手に取れる状態にして。

富和 素晴らしいですが、家の中ではちょっとだけ落とし穴がある。それは鬱(うつ)熱です。

日向 鬱熱?

富和 はい。日向さんは、家の中でローラー台トレーニングをしているとき、扇風機や換気扇を回していますか?

日向 私は、実は扇風機はつけない派っていうか、窓全開でやってるんです。というのも、扇風機の風って、肌が乾燥するので、ちょっと美容的に避けています。

富和 窓全開といっても、通気・通風に注意すべきなんです。鬱っていうのは鬱病の鬱みたいに閉ざしてしまう、熱を出さないということです。激しい運動で汗をかくと身体から熱が奪われますけども、とくに夏の自転車のトレーニングの場合、室内では屋根や壁、家具からの輻射熱もあり、たとえ窓を開けていても風の対流がないと、身体を冷やすのが間に合わないんです。水分やミネラルは室内だと目の前にあれば補給できるけれど、体温が上がったままでいると、頭痛やぼーっとしたり、熱中症の危険が増します。扇風機も、身体を冷やしすぎる直風じゃなかったらいいんです。風が外気と室内を通気してればいいので。

日向 風を直接当てるんではなくって、外気と内気を対流させるっていうことですね。

富和 自宅で練習する場合は、身体を冷やすために通風するトレーニング環境を整えたほうがいいでしょうね。

富和委員、ウェアについてはどうですか?

富和 鬱熱のはなしと一緒ですけど、ウェアは汗を早く吸収して早く発散するのが大事です。とくに夏は速乾性のものがいいでしょう。最近の機能性ウェアの素材にはいいものが出ていますから、自分にあったものを選んで着用するといいと思います。

日向 すごく通気性のいい物がでていますね、汗を蒸発させるもの。ただ、私は加えて日焼けをしたくないので、腕をアームカバーで隠しています。もちろん美容のためでもあるんですけど、普通に体力を消耗しないために。そのうえで、季節に合ったもので、自分が一番心地よく過ごせるウェアを着ています。

富和 とてもいいことです。

脱水・熱中症を避けるための飲みどきは?

更新日:2017/07/10

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