「脱水視線」で暮らしを考えてみました 脱水生活百科

この数年、夏を重ねるごとに「熱中症」へつながる「脱水症」について社会の意識が高まっています。そして秋や冬には、ノロウイルスやロタウイルス感染性胃腸炎による下痢やおう吐時の脱水対処が認知されてきています。
同時に、「脱水」が、わたしたちのカラダに流れる体液のさまざまな機能を低下させ、本来持っている免疫力を弱め、生命に関わるさまざまな病状を発生させることも多くのメディアが伝えています。
いま、わたしたちの暮らしは、「脱水」への対処とともにあるといっても過言ではありません。
そして症状が出る前のちょっとした脱水=「かくれ脱水」は、実はもっと生活のいろいろなシーンで頻繁に起こっていることにも気づき始めています。
生活を「脱水視線」で見つめ直し、生活習慣の中で「脱水」を位置づけてみようと、かくれ脱水ジャーナルは考えました。
とりあえずこの時期に役立つものから。新しい習慣を生み出すための暮らしの手引きとして、役立てていただきたいと思っています。
監修:下田内科クリニック院長 医学博士 下田 敦