コロナと熱中症の二重苦 !?
外出時の「3とる」生活で、
ウィズコロナの夏を乗り切れ!


2020年は、新型コロナウイルス感染症対策で外出を自粛したため、身体が暑さに慣れる「暑熱馴化」ができていない人や、水分の貯蔵庫である筋肉が萎縮する傾向の人が多くなっています。また、マスク着用による熱中症リスクは、体内に熱がこもりやすくなるだけでなく、マスク内の湿度が上がり、脱水に気づきにくくなりがちです。残念ながら、気象庁の予報では、2020年の夏は暑くなるという発表もあり、「この夏は、新型コロナと熱中症リスクの高い二重苦の夏」となるかもしれません。
ウィズコロナの夏に、教えて!「かくれ脱水」委員会は、手洗いの徹底や部屋の換気とともに、新たな生活防衛として、「3とる」のある生活を提案します。生活の中で、3つの「とる」を意識して、新型コロナウイルス感染症を予防しつつ、熱中症にならない夏を過ごしてください。
監修:済生会横浜市東部病院 患者支援センター長 兼栄養部部長 谷口英喜