熱中症と脱水症状に専門家が発信する正しい情報を!隠れ脱水JOURNAL

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脱水視線で見る朝食の重要性

年齢に関係なく、朝食抜きで早朝のクラブ活動に参加したり、仕事に出かけたりした人が脱水症や熱中症になりやすいこともそうです。私たちは、睡眠中にコップ1杯程度の汗をかいています。朝は、1日のうちでも、脱水リスクが高くなっている状態。それを朝食に含まれる水分によって補っているのです。

朝食の欠食により脱水状態になった場合は、集中力を欠如させることもわかっています。

表立った脱水の症状が現れなくとも、工場などでは事故の原因や生産性への影響が考えられます。学生なら、勉強への悪影響があるでしょう。

年齢に関係なく、朝食抜きで早朝のクラブ活動に参加したり、仕事に出かけたりした人が脱水症や熱中症になりやすいこともそうです。私たちは、睡眠中にコップ1杯程度の汗をかいています。朝は、1日のうちでも、脱水リスクが高くなっている状態。それを朝食に含まれる水分によって補っているのです。

朝食の欠食により脱水状態になった場合は、集中力を欠如させることもわかっています。

表立った脱水の症状が現れなくとも、工場などでは事故の原因や生産性への影響が考えられます。学生なら、勉強への悪影響があるでしょう。

わたしたちは、健康を考える上で、5大栄養素の役割や摂取カロリーについての知識はかなり高くなっていると思います。栄養素については、非常に多くの種類のサプリメントが販売されていますし、肥満やシェイプアップなどを意識したカロリーコントロールや、健康を意識したさまざまな食事制限法も、世代や性別を超えて実践している方がいらっしゃいます。

熱中症や脱水症対策には、3度の食事をちゃんと摂ることが大切。自然に水分と塩分などの電解質も摂っていれば、一日の活動の中で、ある程度カラダに余裕が生まれるのです。

わたしたちは、健康を考える上で、5大栄養素の役割や摂取カロリーについての知識はかなり高くなっていると思います。栄養素については、非常に多くの種類のサプリメントが販売されていますし、肥満やシェイプアップなどを意識したカロリーコントロールや、健康を意識したさまざまな食事制限法も、世代や性別を超えて実践している方がいらっしゃいます。

熱中症や脱水症対策には、3度の食事をちゃんと摂ることが大切。自然に水分と塩分などの電解質も摂っていれば、一日の活動の中で、ある程度カラダに余裕が生まれるのです。

最近は、1日一食や二食といったライフスタイルもトレンドになっています。若い世代には朝食抜きが定番化している層もあるといいます。1日の食事量の増減ですぐに体調不良になることはそう多くないと考えられますが、全体量を減少させる上に朝食抜きなどを重ねる場合は脱水症リスクが高まっていると考えられ、要注意です。

場合によっては、経口補水液を活用する

せっかく健康のために行っている食事療法も、脱水症リスクが高くなり、季節によっては熱中症リスクも高めてしまうのでは本末転倒です。健康維持や美容のために食事量を減らしたら、自然に食事から摂れるはずの水分が減少することで体水分量が減少し、本来の水分出納バランスが崩れてしまうことを知って、いつも以上に食事以外の水分補給に気を使ってください。

せっかく健康のために行っている食事療法も、脱水症リスクが高くなり、季節によっては熱中症リスクも高めてしまうのでは本末転倒です。健康維持や美容のために食事量を減らしたら、自然に食事から摂れるはずの水分が減少することで体水分量が減少し、本来の水分出納バランスが崩れてしまうことを知って、いつも以上に食事以外の水分補給に気を使ってください。

その場合の水分補給は、水+電解質を意識すること。どうしても朝食を抜く場合は、脱水した体に必要な水と電解質をバランスよく含んだ経口補水液の摂取を考慮してもよいでしょう。1日の出納を考えた体水分マネジメントを心がけることは、脱水リスクの観点からは理にかなっています。

済生会横浜市東部病院
患者支援センター長
兼栄養部部長

谷口英喜(たにぐち・ひでき)

専門は麻酔・集中治療、経口補水療法、体液管理、臨床栄養、周術期体液・栄養管理など。日本麻酔学会指導医、日本集中治療医学会専門医、日本救急医学会専門医、TNT-Dメディカルアドバイザー。1991年、福島県立医科大学医学部卒業。学位論文は「経口補水療法を応用した術前体液管理に関する研究」。
著書「[改訂版]イラストでやさしく解説! 「脱水症」と「経口補水液」のすべてがわかる本」「熱中症・脱水症に役立つ 経口補水療法ハンドブック 改訂版」
ブログ「谷口ゼミ通信」

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16%しか知らない。水分量の半分は食事から

更新日:2022/05/27

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