私たちは、感染性胃腸炎からくる脱水の危険性と、正しい対処法をお伝えします。

冬脱水SOS

かくれ脱水JOURNAL

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熱中症の搬送者を、ゼロに。

夏が来る。2019年の熱中症による搬送者は、 5月に始まり、8月までに71,317人。今の医療現場には致命的な数字です。 熱中症は防げる。覚えてください経口補水療法。

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教えて!「かくれ脱水」委員会緊急提言
医療崩壊の危機を迎える今、熱中症で搬送されないために・・

2012年に発足した【教えて!「かくれ脱水」委員会】の基本理念は「熱中症者をゼロにしたい」です。

2019年の熱中症による搬送者は、5月から始まり、8月までに、全国で71,317人(一昨年は95,127人)※でした。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、医療崩壊の危機が、ますます高まっている現状の中で、今年も熱中症による搬送者が増えたら、、、、

わたしたちは、熱中症による搬送によって、その危機が増幅されることを恐れています。

熱中症で搬送されることは、救急医療体制への負荷を高めるだけでなく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による院内感染の危険性が高まることも想像できるのですから。

この夏、医療の最前線への負荷を最小限に食い止めたい。そのために、いま「かくれ脱水委員会」がお伝えしたいこと、それは、

熱中症における「セルフメディケーション」の徹底です。

「セルフメディケーション」は、「自分で疾病を治す」の意味もありますが、ここでは「自分で健康の保持増進及び疾病の予防」という意味合いでお伝えします。

自分にできることをして、医療機関にかかる機会を最小限にすることを心がけましょう。熱中症なら、予防のための知識と、なったときの適切な早めの対処を実践できれば、十分に防ぐことが可能なのですから。

私たちが本来持っている免疫機能(自己治癒力)が働くように心がけましょう。人混みを避けての散歩や、室内においても軽い運動をする。睡眠をできるだけとり、三度の規則正しいバランスのとれた食事を心がける。こまめに水分を摂ることが、このサイクルを支えてくれます。

熱中症を予防するために、これから暑くなっていく季節、次のことを是非おこなってください。

  • 活動前に、適切な水分補給と、必要に応じて水分や塩分の補給ができる準備をする。活動中や終了後にも適宜補給をおこなう。
  • 人混みを避けた散歩や室内での軽い運動で、涼しいうちに汗をかく練習をし、暑さにカラダを馴れさせ、体温調整などが機能するようにしておくことも重要です。
  • 環境省が毎日発表している、暑さ指数(WBGT)をチェックし、その日の行動指針にする。

熱中症の症状の現れる前「かくれ脱水」の段階に気づいたら、適切な水分と塩分を摂り、軽い頭痛など熱中症初期の症状が出たときは、素早く自分で「経口補水療法」で施し、重症化を避け、病院に搬送されることを防ぐのです。

いま、熱中症に対して自分にできることをやることが、自分の生命を守り、医療を守ることになる。そのために役立つ知識や方法を、我々は熱中症のテーマで発信していきます。

熱中症においては、「経口補水療法」による脱水への早めの対処です。

我々「かくれ脱水委員会」も、現場の医療従事者とともに闘います。

  • ※総務省消防庁熱中症情報・令和元年(5月〜9月)の熱中症による搬送状況より

社会福祉法人 枚方療育園 医療福祉センター 
さくら 院長 
兵庫医科大学 特別招聘教授 医学博士 
服部益治

済生会横浜市東部病院 
患者支援センター長 兼 栄養部部長 
谷口英喜

専門委員一同

更新日:2020/04/30

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